iOSの脱獄について

iOSの脱獄について説明します。
iOSの脱獄とは何かというと、iOSの改造です。
非認可のソフトウェアをインストール可能にし、ソフトウェアのインストーラを追加するように端末のiOSを書き換えます。

脱獄はApple社のソフトウェアライセンス及びソフトウェア利用許諾契約
に違反する改造行為であり使用義務違反となりますので、脱獄は自己責任です。

しかし、多くの人はAppleからのサポートを受けられなくなると思われていますが、サポートは受けられます。

脱獄はiOSの改造なので、復元でiOSを元に戻せば問題はありません。
復元をしていなくてもAppleのサポートの人次第ですが、脱獄済みの状態でもサポートが受けられる場合があります。
また、iOSの脱獄は違法だと思っている人も多いですが、違法ではありません。
日本ではiOSの脱獄に関しての法律はありません。
しかし、アメリカではiPadの脱獄は2012年現在、DMCA(デジタルミレニアム著作権法)という法律で禁止されているので、違法ですが、この法律はアメリカでしかありませんので、日本では関係ありません。

なので、日本では脱獄するだけでは警察に逮捕されることはありません。
次に脱獄という呼び方に関することですが、日本では主にiOSの脱獄、iOSのJailbreakと言います。

しかし、外国ではiOSのroot化という表現も使われています。

root化といえば、Androidというイメージがありますが、Androidに関してもAndroidの脱獄、AndroidのJailbreakと言ってもいいのです。

それはなぜかと言うと、root権限を取得という同じことをやっているからです。

脱獄をするとCydiaという脱獄アプリを扱うStoreが追加されます。

Cydiaは2008年2月にJay Freeman (saurik)という方が開発しました。

Cydiaよりいろいろな脱獄アプリをインストールすることが出来ます。
無料脱獄アプリも多くありますが、有料脱獄アプリもあります。
また、脱獄アプリの多くはtweaksと呼ばれているものが数多く存在しています。
そして、Cydiaで提供している脱獄アプリはiOSのカスタマイズが占めています。

Cydiaで提供された脱獄アプリは脱獄済みデバイスで動作して、ユーザーインターフェイスを変えたり、既存のアプリケーションに新たな機能を加えたり、ボタン動作をカスタマイズしたり、ネットワーク機能を拡張したり、その他システムをカスタマイズするといった通常のアプリケーションでは不可能な機能を追加することが出来ます。

ユーザーは希望の機能を追加、iOSの不満点を修正いった目的などで、Cydiaから脱獄アプリをインストールします。

Cydiaで提供される脱獄アプリは独立した開発者が手がけています。


Cydiaで人気のある脱獄アプリ


Winterboard
iOSインターフェイスやアプリケーションアイコンとテーマを設定できる

MyWi
Wi-Fiテザリングを可能にする

SBSettings
ジェスチャーで設定やコントロールにアクセスする

Barrel
SpringBoard
間のページ移動アニメーションを設定

iFile
ファイルマネージャー

などがあります。

Cydiaで配信されている多くの脱獄アプリ
Jay Freeman (saurik)が開発したCydia Substrate(旧MobileSubstrate)というフレームワークをベースにしており、書き込みプロセスを生成したり、システムのメンテナンスを容易にしています。

ここ最近になって、脱獄済みデバイスでは動かない脱獄対策をしたアプリが出てきました。
しかし、BreakThrough
(リポジトリ:http://ftp.sident.net/cydia/)
(リポジトリ:http://ftp.sident.net/cydia-beta/ )
という脱獄アプリをインストールするだけで、脱獄対策をされているアプリを動かすことが出来ます。
米調査会社のPinch Mediaが発表した、世界各国におけるスマートフォンの脱獄ユーザーの最新比率を示すデータ

こちらのデータを見ても分かると思いますが、脱獄ユーザーの数は日本では最下位です。

中国はiPhoneユーザーのうち3人に1人以上が脱獄をしています。

また、中国では正規の携帯電話キャリアのショップにまで、オプションで脱獄を受け付ける場所があるらしいのです。
iOS脱獄後の注意

脱獄することによって、iOSはオープンソースになり、便利になりますし、Cydiaよりいろいろな脱獄アプリがインストールすることが出来ます。
しかし、メリットもあり、デメリットもあります。
デメリットとしては、デバイスの動きが重くなることがあります。

重くなる原因はほとんどCydia Substrateで動いている脱獄アプリが主なので、インストールしているものを減らすことによって改善します。

また、セキュリティが低下する可能性もありますが、その反面セキュリティを強化してくれるアプリもあります。
起動しなくなったり、セーフモードから復旧することができなくなることがあります。

これもほとんどはCydia Substrateで動いている脱獄アプリが原因でおこります。
起動しなくなった場合
電源ボタンとプラスのボリュームを同時に押して電源を入れます。
Appleマークが表示されましたら、プラスの電源ボタンだけを完全に電源が入るまで押してください。
セーフモードで起動しますので、デバイスが起動しなくなった原因の脱獄アプリを消すか、Cydia Substrateを削除後デバイスを再起動してください。
セーフモードから復旧しない場合
セーフモードになった原因の脱獄アプリ、もしくはCydia Substrateを消して下さい。

脱獄していると不具合は付き物ですが、気をつけておけば絶対とは言いませんが、あまり起きません。
入れる脱獄アプリを注意する
脱獄アプリの中にはコンピュータウイルス、悪意のあるソフトウェアが入っていることがあります。
信用できる作者の脱獄アプリのみをインストールして下さい。
不具合などが解決しない場合
不具合などが解決しない場合は、脱獄環境を維持しつつ初期化するSemiRestoreなどを使用してデバイスの初期化をしてください。
全てのデータが消えますので、バックアップを忘れずに行って下さい。
iOSの復元をして再脱獄をする。
復元は基本的に最新バージョン以外には復元出来ないので、最新バージョンは脱獄出来るか確認してから行って下さい。
最後に
今現在、最新バージョンのiOS8で脱獄可能です。
脱獄をしたことがない方は脱獄をしてみてはどうでしょうか?
脱獄をしたからといって違法ではありませんし、脱獄をしたからといってAppleのサポートが受けられなくなるということはありません。
人間は経験が必要です。
脱獄を最初から批判をするのではなく、一度脱獄環境を体験をしてみてはどうでしょうか?
それから批判するなら批判をし、脱獄に対しての考え方を変えてもいいと思います。