Appleは意図的にiOS6でFaceTimeを利用出来なくし、iOS7以降にアップデートを強要したとしてカリフォルニア州で集団訴訟が起きた

Appleは意図的にiOS6でFaceTimeを利用出来なくし、iOS7以降にアップデートを強要したとしてカリフォルニア州で集団訴訟が起きました。

1.FaceTimeの2つの方式

Appleは、FaceTimeのサービスを2010年6月に開始しました。

その時は、2つの方法でFaceTimeのサービスを提供していました。

1つ目:P2P方式

P2P方式の場合、サーバーを経由せずにデータのやり取りをする為、サーバー料というのは発生しません。

2つ目:Akamai

しかし、もう一つの方法はAkamaiのサーバーを利用する方法となるので、使用料というのが発生します。

当時Akamaiのサーバー使用を占める割合は5〜10%ほどだったので、Akamaiの使用料の負担というのはほとんどありませんでした。

 

2.VirnetXへ賠償金の支払い

2012年11月にFaceTimeのP2P技術がVirnetXの特許を侵害したとして、賠償金3億6800万ドルの支払いを命じられました。

なのでAppleはそれ以降、今までのP2P技術は使うことが出来なくなったわけです。

そしてAppleがFaceTimeのサービスを継続して提供するには、Akamaiのサーバーを利用する方法しかありませんでした。

その為、巨額な費用がかかるようになりました。

2016年の裁判で出た文書によると、2013年4月〜9月でAppleが支払った使用料は5000万ドルだったということです。

そこでAppleは、VirnetXの特許を侵害しないように、新しいP2P技術をFaceTimeで使用することにしました。

3.iOS7へのアップデートを強要

2013年11月15日にiOS7対応デバイス向けにiOS7.0.4、iOS7非対応デバイス向けにiOS6.1.5をリリースしました。

【更新内容】

一部のユーザーがFaceTime通話できない問題の解決

FaceTimeが利用できない原因は、旧バージョン向けにデジタル認証の更新を行わなかったからです。

それをiOS7.0.4やiOS6.1.5で更新を行い、FaceTimeを利用出来るようになりました。

しかし、FaceTimeを使えるようにするにはOSをアップデートするしかありません。

また、iOS7にアップデートを強要された為iOSのアップデートを行なった結果、iPhone4やiPhone4sなどの古いデバイスで動作が遅くなったと主張しています。

それで、意図的にiOS6でFaceTimeを利用出来なくし、iOS7以降にアップデートを強要したと今回の集団訴訟が起きました。

4.まとめ

今回の集団訴訟は、iOS6支持派の人が起こした可能性が高いと個人的には思います。

YouTuberのtatsuhiro042さんもiOS6のデザインが良いと動画で主張していましたし、iOS7にアップデートを拒むユーザーのほとんどはデザイン関連ですね。

iOS6とiOS7の大きな変更点としてスキュモーフィズムデザインからフラットデザインに変更したということです。

普通に考えて、これ以外理由はないはずです。

もし、iOS7もiOS6と同じデザインであればこの様な事にならなかったと思います。

また、古いバージョンを使い続けるという事は、いつか使えなくなるサービスというのはあるというのは事実ですし、常識の範囲内ですが、特にAppleの説明はあまりにも不十分ですよね。

何かしらの対応はAppleにとって欲しいと思うので、裁判では集団訴訟を起こした方に勝っていただきたいと思います。

頑張ってください。