楽天モバイル自社回線の「無料サポータープログラム」で電波が繋がりにくいのはしょうがない

楽天モバイル自社回線の「無料サポータープログラム」で電波が繋がりにくいのはしょうがないということで説明します。

楽天モバイル

楽天モバイルはMVNOとして有名で、「乗り換えたい通信サービス」で1位、「MVNO契約数 事業者シェア」で1位、「メインで利用している格安SIMサービス」で1位、などといった数々のMVNOの中ではトップクラスのMVNOです。

そんな中、2019年10月1日よりMNO事業にも参入し、docomo、au、Softbankに次ぐ第4のキャリアとしてMNOとしての楽天モバイルが誕生しました。

電波が繋がりにくい理由

楽天モバイルは参入したばかりのMNOで、基地局も十分に設置できている状態ではありません。

携帯電話の電波は繋がって当たり前の世の中になっていると思いますが、繋がるのは大手キャリアが色々な場所に時間をかけて基地局を設置しているからであって、それがなければ繋がらなかったと思われます。

なので、楽天の基地局が少ないというのも理由の一つですが、一番の原因はLTEの周波数です。

現在、楽天モバイルにはバンド3の1.7GHzの周波数が割り当てられていて、楽天自社回線エリアではその周波数の電波しか利用することができません。

この楽天には周波数が1つしかないというのも問題ですが、何よりもこの1.7GHzの周波数はプラチナバンドではないというのも原因の一つだと思います。

700MHz帯から900MHz帯はプラチナバンドと言われているのですが、この周波数帯は減衰は少なくて、障害物を回り込む性質があり、遠くの場所や室内でも電波が繋がりやすいのです。

しかし、楽天には1.7GHzの周波数しか割り当てておらず、他の3社と比べてもかなり不利な状態です。

基地局設置も計画通りにいくわけがありませんし、繋がりやすい周波数も総務省は割り当てるべきでしたよね。

1.7GHzとプラチナバンドの両方があれば、1.7GHzでは圏外の地域でも電波が繋がった可能性も高いです。

例えば、auはプラチナバンドをメインの周波数帯としてエリア展開をしており、2.1GHzなど、高い周波数のものはトラフィック対策として中心部や駅などでスポット的に利用しています。

2.1GHzと比べたら低いですが、楽天に割り当てられている1.7GHzも周波数的には高いので、楽天が他のキャリア同様にプラチナバンドがないと特に室内は繋がりにくいと考えています。

当初のSoftbankと同じ状態になっている

Softbankが当初、日本でiPhoneを独占的に販売していた頃に遡りますが、当時は電波が繋がりにくいということで有名でした。

当時、SoftBank 3GやSoftBank 4G LTEで使用している2.1GHz帯や1.5GHz帯は、docomoやauで使われているプラチナバンドと比べると、先ほどの繰り返しにはなりますが、電波の直進性が強いので、高層建築物の傍や山間部などでは電波が繋がりにくいです。

その為Softbankはエリアが狭い、通信が切れやすいといった電波品質の悪さを理由にした解約が多かったです。

そこでSoftbankは総務省と交渉し、電波が繋がりやすい900MHz帯のプラチナバンド周波数帯が割り当てられたことで、docomoやauと同等程度の電波品質になりました。

まとめ

現在、MNOの楽天モバイルには、十分にdocomo、au、Softbankと戦えられる周波数帯は割り当てられていません。

総務省が今やるべきことは、楽天基地局が足りない、繋がらないといった理由で行政指導をするのではなく、電波が繋がりやすいプラチナバンド周波数帯を1日でも早く、1、2時間も早く楽天モバイルに割り当てるべきだと思います。

楽天モバイルに足りないのは基地局だけではなく、周波数も圧倒的に足りません。

総務省はLTEの周波数が1.7GHzだけで何故、楽天は十分にサービスができると思ったのかも疑問ですが、プラチナバンドさえあれば、繋がりやすさはかなり違ったと思います。

これから、低価格MNOとして、楽天モバイルが成長してくれることを期待します。