楽天モバイルの基地局数を44,000局程度まで増加する計画を発表

楽天モバイルの基地局数を44,000局程度まで増加する計画を発表しました。

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人口カバー率

2021年1月時点の人口カバー率は74.9%とのことです。

楽天基地局2021年1月時点の基地局数と人口カバー率について

前回の楽天モバイル新料金プラン発表会では73.5%だったので、少し増えていることがわかります。

基地局計画

  • 基地局の高密度化による通信品質の向上及び今後見込まれる利用者の増加に対応するため、基地局数を44,000局程度まで増加
  • 設備投資額は4G 6,000億円から30%-40%程度の増加にとどまる見込み

現在の基地局数について、2020年12月時点で電波発射済基地局数は10,984、締結済基地局数は16,651とのことです。

この2つを足すと27,635になるので、当初の計画の数は超えていることがわかります。

総務省に提出している当初の計画では、全国27,397で人口カバー率を96%にするとしていました。

総合通信局 開設数 人口カバー率
北海道 961 92.3%
東北 3,382 92.2%
関東 7,096 98.0%
信越 1,134 93.7%
北陸 572 92.9%
東海 3,866 98.1%
近畿 3,628 97.8%
中国 2,253 91.4%
四国 1,174 91.7%
九州 3,143 93.5%
沖縄 188 96.3%
全国 27,397 96.0%

各都道府県ごとの数は今回の資料からはわかりませんが、基地局数を44,000局程度まで増加するとのことなので、ここまで増えれば、人口密集地であればそれなりに繋がるのではないかなと思います。

なお、楽天回線エリア内なのに全く楽天の電波(Band 3)が飛んでいない、繋がらない原因は、電波が出ている基地局数よりも、電波が出ていない基地局数が多いからなのではと思いました。(実際に、エリア内の基地局の多くが動いていない)

各社の周波数ごとの基地局数比較

こちらは、各社の周波数ごとの基地局数がわかる表ですが、今回楽天モバイルが発表した新計画の基地局数は、SoftBankの2.1GHz(Band 1)の基地局数とほぼ同じぐらいとなっています。

そこで、各通信事業者の主要Bandの基地局数と人口カバー率を比較してみます。

通信事業者 周波数(Band) 基地局数 人口カバー率
docomo Band 1 77,690 98.2%
au Band 1 49,362 94.9%
SoftBank Band 1 44,148 95.4%
Rakuten Band 3 44,000(予定) 96%(予定)

また、楽天モバイルの基地局は高出力のアンテナにより全国をカバーするのに必要な基地局数を削減可能とのことなので、他社とほぼ同じぐらいの基地局数でどのくらい通信可能エリアが変わるかどうか気になるところです。

そもそも3社のBand 1と比べて楽天のBand 3の周波数は少し低いので、若干繋がりやすいとは思います。