過去の多くのバージョンのSHSHが再発行され、ダウングレードが可能になった件について

過去の多くのバージョンのSHSHが再発行され、ダウングレードが可能になった件について説明します。

SHSHの再発行

本日の午後2時ごろ、A5デバイス以降の全てのiOSデバイスで過去のバージョンのSHSHが再発行されました。

SHSHが再発行されたのはiOS6、iOS7、iOS8、iOS10であり、全てのバージョンで脱獄が可能でした。

前兆

今回の不思議な現象として、前兆がありました。

それは、A5デバイス等の全てのバージョンのSHSHが停止し、最新バージョンであるはずのiOS9.3.5にも復元が不可能になったということです。

A5デバイスはiPhone4s、iPad2、iPad3、iPod touch5G、iPad miniですが、それ以外にA4デバイスのiPad初代やそれよりも古いチップが内蔵されたiPod toouch3Gの最新バージョンのiOS5.1.1を含めた全てのバージョンに復元やアップデートが出来なくなっていました。

現在

過去のバージョンのSHSHが再発行されたほとんど全てのバージョンのSHSHは停止され、正規の方法でiTunesを使ったダウングレードは不可能になっております。

SHSH取得ツールは全滅

SHSHの再発行を知って行おうと思ったのはSHSHの保存です。

しかし、今までに使ったことがあり、知っているSHSH取得ツールは全て使い物になりませんでした。

iFaith
長い間アップデートが行われていないため、対応済みのバージョンやデバイスでもSHSHの取得はエラーになり現在はSHSHの取得は不可能です。

TinyUmbrella
昔からパソコンの環境に左右されると有名なツールですが、ツールのアップデートによりiOS9までのバージョンのSHSH取得には対応しています。

しかし、Windows、Macの両方で試しましたが、起動すらできませんでした。

Tsschecker
コマンド操作によりSHSHを取得し保存できるCUIのツールですが、Windowsの場合はツールを読み込むことが出来ず、Macの場合は”Permission denied”というエラーで何もする事が出来ませんでした。

TSS Saver
WebページでSHSHを取得し保存することが出来るサービスなのですが、こういう肝心な時に正常に動作せず、SHSHを取得することは出来ませんでした。

現在は復旧しています。

結論

多くのバージョンのSHSHが再発行され、ダウングレードはもちろん、ダウングレードには必須と言われているSHSHが発行しているのにも関わらず、何もすることは出来ませんでした。

本来なら可能であるSHSHの取得や保存もツールが全て使えなかったわけですから非常に残念です。

今後、この様な貴重な機会があるかどうかは誰にも分かりません。

ただ、手元にあるほとんど使っていないiPod touch5GはiOS6.1.3にダウングレードする事が出来て、自分自身本当に大好きなバージョンで、本当に大切に使いたいと思っているため、これに関しては良かったのではないかなと思います。

しかし、平日の午後というのもあり、学校や仕事の関係で本当に何もできずに貴重な機会が終わってしまったという人も多くいます。

なんと表現すればいいのか分かりませんが、お気の毒にということしかできません。

SHSHは廃止するべき

個人的な考えになりますが、これまでAppleが行っているSHSHによるアップデートやダウングレードの制限は完全に廃止し、ユーザーが使いたいバージョンをデバイスにインストールを可能にするべきだと思います。

その理由として、本来アップデートというのは、オペレーティングシステムの不具合を修正したり、ユーザーの利便性をあげるために行うものです。

ですが、iOSのアップデートというのはそれをはるかに超えています。

アップデートによりデバイスのパフォーマンスを低下させるだけではなく、ユーザーが使いたいバージョンを強制的に使わせなくするという悪質な方法で、1度アップデートしたものを簡単にはダウングレード出来ないようにしています。

少なからずユーザーの自由は尊重するべきであり、Appleがユーザーに対して使わせるバージョンを強制させる権利はないはずです。

もちろん過去のバージョンには深刻な脆弱性が存在している可能性がありますが、どんなデバイスにもサポートが終了する日があり、いつかはアップデートが行われなくなる日は来ます。

ダウングレードしたい理由は皆さんいろいろとあると思いますが、自己責任でも許可すべきだと思います。

iOSのバージョンのインストール率

Appleが定期的に公表しているiOSのバージョンのインストール率は、あてにならないデーターだと思っています。

その理由として、アップデートは簡単に出来るのも関わらず、簡単にダウングレードは出来ないからです。

ユーザーが希望したバージョンに自由にアップデートができたり、ダウングレードが出来るのであれば、少なからず変化があるはずです。

そういうのが嫌なため、Appleはアップデートは誰でも簡単に出来る様にしているのに、ダウングレードはAppleが認めたわずかな短い期間しかできない。

そして、その期間が過ぎてしまうと特別な理由がない限り半永久的に出来なくする。

つまり一方通行にしているのだと思います。

最後に

昔から言っていることですが、今後も引き続き、旧バージョンのSHSH及びソフトウェアの再発行を求めていきたいと思っております。

このままではいけません。

このままAppleの都合に振り回せているだけでは、Appleは自己満足であらゆるものを作ることしかできないはずですから、良いOSなんて作ることは絶対に出来ません。

この際、全てのデバイスを対象に簡単にダウングレードが出来る様にして、どんなバージョンをインストールしているのか、何のバージョンから何のバージョンにアップデートをしたのか、ダウングレードをしたのかといったデーターをユーザーの同意を得たうえで収集をして、それを行った理由を簡単にアンケート形式でフィードバックさせて、最新バージョンの何が問題なのか、何を改善すればアップデートをしてくれるのかといったことを知る機会になるはずですし、考えるきっかけになると思います。

こういったことを行ったりして、ユーザーの声に耳を傾けるといったことは大切なはずです。

それが出来ないのであれば、これからどんどんAndroidにリードされてしまうと思います。

そして再び、過去のバージョンのSHSHが再発行されることを祈ります。