iPhone3GSのバッテリーを交換して蘇りましたということで、今回はそのことについて説明します。
iPhone3GSとは
iPhone3GSとは、2009年に発売が開始されたiPhoneの3世代にあたるモデルとなっており、初期バージョンはiPhone OS3.0です。
また、iPhone3GSの最終バージョンはiOS6.1.6となっており、本来は2013年9月のiOS7リリースと共にアップデートのサポートは終了したはずでしたが、SSL接続のバグが発見され、最終的には2014年02月21日に本当に最後のアップデートが行われました。
バッテリー交換する際の簡単な過程
本来、iPhoneのバッテリー交換は、Apple正規サービスプロバイダに依頼するのが一般的であり、ユーザー自身で交換したり、非正規修理業者にバッテリー交換を依頼すると、Appleのサポートは一切受けられなくなります。
ですが、iPhone3GSが発売されて、今年で9年目になるわけですから、当然修理サポートも受けられなくなっていますので、その辺りは気にせずにやっていきます。
まず最初に、iPhone3GSの電源を消してフロントパネルを外していきます。
iPhoneの下にある2つのネジを外しいます。
吸盤を使ってフロントパネルを外します。
今回は、ケーブルの断線などの危険性の観点から、専用の道具を使って外しました。
番号が書いてあるシールが付いていると思うのですが、その番号順にケーブルなどを外していきます。
⑤はSIMカードを外すという指示ですが、iPhoneのフロントを外す前から外してても問題はないでしょう。
そして、基盤を固定しているネジを全て外します。
間違えて基盤の固定とは全く関係のないネジを誤って外さないように注意が必要です。
また、場所によってネジの種類が異なるので、外した場所に同じネジをできるだけ戻せるように注意します。
最後の基盤を外す際は、カメラを本体からまず最初に外して、電源コネクタ側からコテの原理で持ち上げます。
基盤などを全て外し終わったら、バッテリーを交換して、逆の手順で戻していきます。
iPhone3GSが起動出来れば終了です。
iPhone3GSの使い道
2018年となった現在、iPhone3GSは忘れられる存在となってしまいました。
しかし、個人的には非常に勿体ないと思っています。
そういうこともあり、iPhone3GSは音楽プレイヤーとして、古いアプリを使う際の端末として、使用することにしました。
また、最終バージョンのiOS6.1.6では少し動作は重いですが、現在もiOS4.1のSHSHが発行しているのでダウングレードすることも可能です。
もし、iPhone3GSを持っている方は有効活用してみてはどうでしょうか。